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やかんと鍋と日記と

ぐうたらと生きる。

会話に入るタイミング

私が事務所の中に入ると、事務員の女性2人が楽しくおしゃべりをしていた。女性は二人とも50歳を越えているから、仕事場なのに何だか近所の道端で井戸端会議が行われているような光景に見えた。会話の内容は、とある男性職員のモノマネが面白いというもので、一人の女性事務員が、その面白さを力説していた。

私も実際、そのモノマネを見たことがある。よく特徴を捉えていて、なかなかにクオリティが高くて面白かったのを覚えている。課長のモノマネをするのだが、声のトーンと大きさ、セリフを完全再現している。私が見た時は、課長がいないのをいい事に、課長の席にふんぞり返りながら、モノマネしていたものだから、思わず吹き出してしまった。

そのとき、この人ガサツそうに見えて、結構人のこと見てるんだなぁとしみじみ思った。

そのことを思い出しながら、女性事務員の話を盗み聞いている。

じきに、私もその会話に混じりたいという欲求がふつふつと湧いてきたが、やる事をやってからにしようとパソコンに向き直る。そうこうしているうちに、事務員さんは出ていってしまった。

ああ、あのエピソードで会話に混じっていたら、少しはウケただろうになぁとしみじみ思った。そう考えると、次々に色んな後悔が思い浮かび、もう終わったことなのに延々と会話への飛び込み方をシミュレーションしてしまう。

全くもってみみっちい。

自分のことをみみっちいと思ったら、そのことがどうでもいいことに思えるようになった。そして、もっと楽しいことを見つけようとポジティブな感情をもつことができた。

次は積極的に会話に飛び込んでやろうと思う。