やかんと鍋と日記と

ぐうたらと生きる。

キツネと火柱

京都へチョイと行ってきました
内容はラーメンと寺です



11時くらいに三重県某所を出発した我々

まず空腹を満たすために、三重県四日市にある『鉢ノ葦葉』へ行きました




その後に京都へ行くにも関わらず、四日市まで遠回り

超無計画な感じです、、、





ここは塩ラーメンが有名な店で、友達が猛プッシュしたため、お邪魔しました

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こんな感じの上品なラーメンでした

車酔いを催した私の胃袋に染みる、優しい味が口の中に広がります

特に上に乗ってた、香辛料が練りこんである鶏肉が美味かったですねー

こだわりを感じる店で、味ごはんもおすすめみたいですよ





とゆうことで、京都へ向かいます

私は車酔いをすることが多いので、途中薬局へ入ってもらい、酔い止め『アネロン』を買いました

アネロンは、3粒で500円と少々お高めですが、船乗りにはご用達の代物みたいで、本当によく効きます

実際、私も船に乗る前に飲んで、危機を回避したことがあります




最大の味方をつけたところで、レッツラゴー


ナビ通り、従順に車を走らせていると、前方に山が見えてきました

どんなルートを通っていくのか、全く知らなかった私は、『酔い止め買っといて良かったー』と心底安心


そして、山を越え、伏見稲荷神社へ到着しました


初めての伏見稲荷


そこら中で、我々を見守るように鎮座する狐の銅像に、胸が踊ります

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そして、乱立する鳥居の群れ

ちょっと感動しちゃいましたね

大小様々な鳥居が、間隔10センチもないくらいに並び立っている

その尋常ではない光景の中をズイズイと歩き進んでいく

歩き進めるほどに、私の中に眠る悪しきモノが浄化されていくような感覚に陥りました


鳥居はどこまでも続いていました

その間をただひたすらに登っていきます

体力のない私は友人二人においてけぼりを食らいながら、それでもゆっくりと歩を進めました


途中、京都が見渡せる開けた場所に出ました

そこに友人たちが待っており、『遅いよー』と言ってきました


『しょうがないだろう』と私は少し苛立ちましたが、夜景を見てむりやり心を無心にしました



テッペンまで登るのはシンドかったので、途中で下ることにしました

帰りはスイスイと降り、行きの半分くらいの時間で下まで行くことができました





坂を下りきって少し広い場所に出て、当然のように我々は行きと同じ道のりを辿る、、、


しかし、何かおかしい


明らかに行きと道が違うのです


私たちは迷ってしまった


道が分岐していたところは2、3箇所だけだったはずなのですが、、、



そういえば、この行程の間、ところどころに狐がいました


もしかしたら、狐につままれたのかもしれません



そうでなければ、我々がすこぶるバカだということになってしまいますから


きっとそうです!







そして、伏見稲荷を後にした我々、方向音痴3人組は『めんバカ一代』というラーメン屋に入りました


お客さんは私たち以外には、外国の方しかおらず、日本なのにアウェイ感が漂いました


『店員にも日本人ですか?』との質問を受けましたし、何だか不思議な感じです







このラーメン屋はあるパフォーマンスで有名です


ラーメンの上に、1メートルはあろうと思われる火柱が立ち昇るのです


仕組みは全く分かりませんが、熱で肌がヒリヒリしたので、炎であることは間違いありません


写真を撮ることさえ危険視されたので、証拠はありませんが、本当です

しかし、あの火柱は圧巻でした
油が飛ぶというので、紙エプロンを身体に巻きつけ、手は危ないから後ろに回します


もはや拷問のような光景の中、次々とラーメンに火が立ち上りました

顔が焼けるような熱をもち、思わず逃げたしたくなるほどでした







肝心のお味の方は申し分なく、美味しかったです

まぁ、パフォーマンスがあるので、1600円とお高めですが、一見の価値は充分あると思います


まさに、外国人受けしそうな内容だなぁと思いながら、店を後にしました



こんな感じで小旅行が終わりました



帰り道、私が運転することになり、プリウスの乗り方が分からなくて、ちょっと恥ずかしい思いをしたというのは、またの話で!